【応用情報技術者試験】自己採点との差について

応用情報技術者

2022年10月実施(秋期)の応用情報技術者試験(AP)にて無事に合格できたので
午後試験の自己採点との差について、という切り口で記載していきます。

筆者のスペック(午後の選択科目等に影響するため記載)

  • Web系エンジニア(C#,Java等を利用したWebシステムの設計・開発)
  • 基本情報技術者試験(FE),情報セキュリティマネジメント試験 合格済み 
  • 3回目の受験(1回目:午後54点 2回目:午後56点)

午後の選択分野

セキュリティ(必須)
データベース
組込みシステム開発
情報システム開発
システム監査

自己採点と実際の採点の差について

<自己採点得点>

  • TAC:63点
  • iTec:60点
  • it-Assist:61点

<実際の採点>

合格条件が6割以上なので、本当にギリギリでの合格でした…

ただ、自己採点から考えると、だいたいその通りになっているように思われます。(-1〜3点)

Twitter上や某掲示板等で、「自己採点から10〜20点下がった…」と言われている方がたまにいますが、そういう人は自己採点が異常に甘い可能性が高いです。 そういう方にも、私の行なっている自己採点の基準を見ていただけると次回以降の自己採点のベースになるのかなと思います。

私は3回受験していますが、自己採点の精度は大体(+-3点)に抑まっています。

自己採点基準について

記号問題:各予備校の公開している回答通りかどうかで判断

記述問題(単語(本文抜き出し)):各予備校の公表している通りの回答 = ○
               同じ意味合いの別の単語 = ×

記述問題(単語):各予備校の公表している通りの回答 = ○
        同じ意味合いの別の単語 = △(配点の半分を点数として換算)

記述問題(文章):各予備校の発表している回答通りの回答 = ○
        ※ここの自己採点が公式採点と相違が発生しやすいポイントだと思われます。
         各予備校発表の回答通りの内容は基本的に書けないと思います。
         そうなると当然、合ってるかどうかを自己判断する必要が出てきます。
          私は以下の基準で自己採点するようにしています。
           ① 各予備校の発表している回答から単語単位に分割。
           ② 分割した単語が本文中に存在するかを判断。
           ③ 存在する場合はキーワードなので、含んでいれば部分点。
           ④ 存在しない場合は言い換えでも採点してもらえる単語なら部分点。
          上記の①〜④の基準で自己採点しています。
          私も、過去にやりがちだったのが、
           「同じ意味だから○」「実質、言いたいことは同じだから○」
          という自分に甘い採点です。
          午後試験を採点するのは、人です。 
          採点者によって異なる判断が起きるとマズいので、ある程度の指標がある中で
          採点されていると考えられます。

上記の基準を参考に自己採点してみると、本番の結果に近い点数になるのではないでしょうか?

まとめ

2022年度秋期試験の合格率は26.2% と例年に比べて高くなっていました。(過去最高?)
別記事で記載しますが、午後問題の傘(組込みシステム開発)を選択できたかどうかがポイントだったのかなと思います。(本文の抜き出しだけで8割回答できたので)

午後試験の採点は、下駄(自己採点よりも点数が高くなる)や調整(合格率が一定になるように配点をいじる) があると良く言われますが、何度か受けた感覚だとそんなものは無いのかな(あっても数点) 
というのが率直な感想です。

1年に2回しか受験機会の無い資格ですので、是非受験を考えていただければと思います。
※申し込み期間は受験日の数ヶ月前なので、要注意

来春はネットワークスペシャリストの受験を考えていますが、畑違いなので対策に苦戦中です。
受験体験記としての記事を書こうと思いますが、なかなか難しそうです。

これから受験を考えている方、受験した後の自己採点で悩んでいる方の手助けになれば幸いです。

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